宇佐美が今夏ドイツブンデスリーガのアウグスブルグに移籍することが濃厚になっています。一部の報道では移籍は決定的で26日にも正式に契約をするとも言われています。今回は契約内容とアウグスブルグというチームについて書いてみました。
(契約内容については複数のメディアからの情報を確認していますが、非公式の情報であるので間違いがある可能性があります)
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4年契約の移籍金2億円
契約内容ですが完全移籍の4年契約です。ガンバとの契約が残っているので移籍金が発生しますが、ガンバが設定している2億円をアウグスブルグは満額支払うようです。
現在、ヨーロッパはシーズンオフでなおかつヨーロッパ選手権を開催しているので、チームは7月からの合流を希望しているようです。
アウグスブルグはどんなチーム?
さて、移籍先のアウグスブルグとはどんなチームなのでしょうか?アウグスブルグの今季の成績は9勝11分け14敗で勝ち点38で18チーム中12位でした。中の下のチームといったところでしょうか。ちなみに今季のブンデスリーガの優勝チームは宇佐美が初めて海外に挑戦した時のチームでバイエルンミュンヘンです。勝ち点は88で28勝4分け2敗という成績です。2敗しかしていないなんてマーベラスです。
話をアウグスブルグに戻します。クラブの創設は1907年で比較的歴史あるクラブですが、ブンデスリーガの2部と3部を行ったり来たりしていましたが、1980年代後半は3部に定着していました。
2000年には4部に降格しましたが、2シーズンで3部に昇格し、2006年には23年ぶりの2部昇格を果たします。そして2010-2011年シーズンにチーム初の1部昇格を果たしました。1部昇格後は昨シーズンの5位が最高位です。
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有名選手は1部昇格の翌年に細貝が在籍をしていました。また元ドイツ代表のカール・ハインツ・リードレも1983年から1986年に在籍していました。
ホームスタジアムはWWKアレーナ(インパルスアレーナ)でキャパシティは30,660人で19,060人が椅子席で残りが立ち見席となっています。将来的には49,000人まで拡大する予計画があるそうです。また、2011年の女子ワールドカップの会場に選ばれており、女子ワールドカップの試合が行われました。
移籍をする意味
さて、この移籍話が本当だったとして、宇佐美が移籍をする意味についてですが、まずはビッグクラブと言われているバイエルンやドルトムントと試合ができることだと思います。これはJリーグでは経験できないことです。また、ドルトムントは香川が主力のひとりとして活躍しているチームですので、香川から刺激がもらい更にレベルアップできる可能性があります。
また、経験を積んでレベルアップしていけば、このチームを踏み台にしてビッグクラブにステップアップすることも可能です。そのためにはまずはチームの信頼を得てスタメンに名前を連ね、試合に出ることがすごく重要になってきます。前回の移籍は失敗しましたが、その原因のひとつは言葉の壁だったと言われています。練習中は通訳を介してもコミュニケーションが取れると思いますが、試合中は通訳を入れる訳にはいきませんので、前回の失敗を活かして今回はきっちりドイツ語を学習しなけばなりません。
まだ、現段階では移籍が正式に決定したわけでありません。でももし、正式に決定した時は喜んで送り出せるように、毎試合がガンバでの最後の試合だと思って応援しましょう!
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