私は出張でベトナムに行くことがあります。ベトナムにはSIMフリーのスマートフォンを持って行って、現地でSIMカードを購入してスマホを使っています。
今回はベトナムのスマートフォン・SIMについてまとめました。
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ベトナムの携帯電話の料金システムを誤解していた
ベトナムの携帯電話の料金システムは日本の3大キャリアとは違いプリペイドです。
つまり、自分に適したプランを決めて(ここまでは日本と同じ)、それにあった金額を前払いするという制度です。
私はプリペイドであることは知っていたのですが、その内容を誤解していました。
どのように誤解していたかと言うと、プランごとにSIMカードがあり、
自分に適したプランのSIMカードを購入すればいいと思っていたのです。
日本の料金システムとは全く違うので理解するのにかなり時間がかかりましたので、
これからベトナムの携帯電話の料金システムがどのようになっているかを説明します。
あわせて、スマホの設定方法も説明いたします。
料金を前払い(プリペイド)してプランは支払後に決める
私は自分のプランにあったSIMを購入すると誤解していました。
あらかじめSIMにプランが設定してあり、好きなプランのSIMを購入すると思っていたのです!
違います。SIMとプランは別のものです。
実際はSIMには購入時の料金がチャージされますので、SIMカードの購入後に自分の好きなプランを購入します。
SIMカードを購入した時点ではプランは設定されておらず、購入した料金がチャージされるだけです。
自分の好きなプランをチャージした金額で購入します。
また、購入は自分の携帯電話からSMSでメッセージを送って購入・設定を行います。
まとめると以下のようになります。
- SIMカードを購入する
- 必要な料金をチャージする
- 自分の好きなプランをチャージした金額から購入する
という流れになります。従って
- あらかじめどのようなプランがあるか調べておく。いくらチャージしてよいかわからないから。
- SMSが使えるSIMにする。購入後SMSを使ってプランを購入するから。
この2点を注意しなければなりません。
では次に実際の設定方法とプランを説明します。
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料金プランと設定方法の説明
料金プランはベトナムの4大キャリアの料金プランがまとまったサイトがあります(英語)ので、そちらを参照してください。
ベトナム4大キャリアの料金プラン(fandom.wikia.com)
以下、私が購入したmobifone(モビフォン)で詳しく説明します。
2016年12月11日現在のmobifoneの料金プランは以下のようになっています。
それぞれの項目の意味は以下のとおりです。
項目 | 意味 |
---|---|
Package | プラン名 |
Usage | 有効期間 |
Rate | 料金 |
Free Capacity | 通信容量 |
Fee arising out of package | 容量を超えた場合の追加料金 |
M200のプランなら
「30日使えて」「料金は200,000ドン」「5.5GBまで利用可能」「容量の5.5GBを超えた場合は追加料金はないが使えなくなる」です。
実際の購入と設定方法ですが、前述の取りご自身のスマホからSMSを使って行います。
この場合のSMSの通信料も発生して1通あたり200ドンです。約1円ですね。
SMSの宛先を「999」にして以下の順番でメッセージを送ります。
- DATA ON:設定開始
- DK プラン名:プランの購入。M200なら「DK M200」
- Y:確認のため
※もしかするとスマホの再起動が必要になるかもしれません。
私は設定を店員にしてもらったので画面キャプチャがありません。
以下のサイトで画面キャプチャを載せた説明がありますので必要な方は参照してください。
これでめでたくデータ通信ができるようになります!
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本の料金制度とは全く違うし、設定方法も独特なので私は混乱し、戸惑いました。
しかし、理解するとそれほどむずかしくなく、日本の定額プランよりも合理的なシステムだと思っています。
内容をまとめます。まずは料金システムです。
- 前払い制
- 購入時に料金がチャージされる
- そのチャージを使ってプランをあとで購入する
- あらかじめ、プランを決めておく必要がある
です。またプランの購入と設定方法(モビフォンの場合)は
- SMSを使って購入と設定をする
- SMSの宛先は「999」
- 「DATA ON」で設定開始
- 「DK プラン名」でプラン選択・購入その後「Y」を送信
となります。
このブログがあなたのお役にたてれば幸いです。
以上で「ベトナムのプリペイドSIMカードの説明」を終わります。
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