勝ったぞー、どんなもんじゃい!
ガンバ大阪が鬼門の日立台で柏レイソルを3-1で下しました!なんと日立台では6年ぶりの勝利です!!
試合のハイライトはこちらです。
https://youtu.be/ogNVA316rvk
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変則3バックが威力を発揮
この試合、ガンバは実戦二回目となる3バックで臨みました。ACL済州戦で失敗したため、評判の悪いフォーメーションですが、この試合では完璧にハマりました!
柏の3トップに対し3バックの三浦選手、ファビオ選手、金正也選手がマンツーマンで対応。特にクリスチアーノ選手を三浦選手がサイドまで出てでも潰しに行き、ほぼ完璧に抑え込みました。
また、中央ではファビオ選手が門番のように睨みを効かして、クロスを返し、ディエゴオリベイラ選手に仕事をさせませんでした。
3バックはウィングバックのプレーの位置が非常に重要になります。
プレーの位置が低いとバックラインに吸収されて、5バックのようなフォーメーションになり、中盤を制圧することができず、攻めることができなくなるリスクを持っています。
この日の藤春選手と初瀬選手の両ウィングバックは引いて守るときは、バックラインまで下がり、5バックで対応していましたが、一旦攻め上がると相手陣内でプレスをかけていたのでかなり高い位置でプレーができていました。
高い位置でプレーできた結果、2点とも両ウィングバックからのクロスでゴールに成功。
課題は3バックの一画とサイド背後のスペース
ほぼ完璧に柏をおさえたガンバの3バックですが課題もあります。
センターバックが足りないこととサイドの空いたスペースを突かれてしまうこと、長沢選手がポストプレーがあまり得意でないの3点です。
3バックのチームが3トップのチームと対戦するときはマンツーマンで相手の3トップをマークします。そこで問題になってくるのが3バックを構成するセンターバックの力量。
三浦選手とファビオ選手はそれぞれ自分マークに仕事をさせませんでしたが、金正也選手は相手がスピードのある伊東選手と言うこともあり、なんどか振り切られることも。
3バックをするには屈強なディフェンダー3名が必要ですが、ガンバの場合金正也選手にしても丹羽選手にしても、3人目のディフェンダーがどうしても見劣りします。
3バックを続けるなら金正也選手と丹羽選手の成長が急務。
2点目は、両ウィングバックである藤春選手、初瀬選手が攻撃参加したときにどうしてもその背後のスペースが空いてしまいます。
初瀬選手の背後はセンターバックである三浦選手があえてスペースまで出てきてカバーをしていましたが、反対側の藤春選手の背後を金正也選手がカバーすることがあまり出来ません。
両ウィングバックの背後をどのようにしてカバーするのか、また誰がカバーするのか徹底するのが課題。
最後は長沢選手のポストプレー。
前述の通り3バックでは両ウィングバックのプレー位置が鍵。守備から攻撃に転じるとき、前線の選手にボールをあずけて全体を押し上げる時間をつくりますが、長沢選手がポストプレーでボールを失ってしまい、押し上げる時間を作れませんでした。
特に両ウィングバックが上がらないと5バックの状態になるので、攻撃の人数が足りなくなりなかなか攻撃の体制になりません。
従って、長沢選手がボールをキープする時間を長くしなければなりませんが、こればっかりは長沢選手がポストプレーをうまくなるしかありません。
長沢選手にポストプレーの練習をしてもらいましょう。
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結局のところ気持ちが入っているか
なんだかんだといろいろ書きましたが、結局のところ選手の気持ちが入っているかどうかで、恐らく4-4-2であっても勝っていた。
フォーメーションが4-4-2だろうが3バックだろうが選手に気持ちがなければ何をしても同じ。逆に気持ちが入っていれば多少「やりやすさ」「やりにくさ」はあるかもしれませんが、結果はあまり変わらないと思います。
この試合、ガンバの選手は間違いなく気持ちが入っていました。遠藤選手はすごく体を張っていましたし、他の選手も球際で絶対に負けないという意思が伝わりました。
このような試合をすれば間違いなくアジアが取れる!
この間の済州戦で昨シーズンからの長い長い眠りからようやく目覚めたのではないでしょうか。
とにもかくにも、次の試合に勝たないと意味がありません。
次は川崎から移籍してきた大久保選手、ディフェンスリーダの森重選手、オランダのフィテッセからしれっと戻ってきた太田選手が在籍する難敵FC東京です。
しかし!このような「気持ちの入った」試合をすれば問題なく勝ちます。
次はホームですので吹田スタジアムに行って私達も「気持ちの入った」応援をしましょう!!
ガンバ!ガンバ!もっといったれ
ガンバ大阪の2017年Jリーグ第2節柏戦の試合についてまとめました。
このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。
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