前回は得点が取れない原因を説明しましたが、それは「サイドチェンジとダイアゴナルの動きがないから」と説明しました。じゃあどうして「サイドチェンジとダイアゴナルの動き」をすると得点が取れるのでしょうか?その説明をします(私はサッカー経験者ですが、プロではありませんのでその点ご了承ください)。
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ダイアゴナルにロングボールを蹴ってサイドチェンジをする
前回に短いパスをつないでサイドチェンジをしても攻撃に詰まってしまうと説明しました。それは短いパスでのサイドチェンジはどうしても時間がかかってしまい、DF陣のブロックを崩すことができないからです。逆に言うと早くサイドチェンジすればいい訳です。つまり、遠藤からロングボールでサイドチェンジをします。その時、真横にパスするのではなく、ダイアゴナルにロングボールを入れます(ダイアゴナルは斜めという意味です)。真横にロングボールを入れたとしても、中のDFのブロックは崩せていませんので、結局攻撃が詰まってしまいます。また、中盤真横のロングボールをインターセプトされてしまうと、そこからカウンターを食らう可能性もあるので、あまりいい方法とは言えません。一方で斜め前にロングボールを入れると図のように相手のスペースを突く事もできますし、たとえDFにボールを取られたとしても相手陣内の深い位置ですのでカウンターを食らうことはありません。そういった理由からボランチまで返ってきたボールをすぐに逆サイド(図で言うと米倉)までロングボールを蹴りこみます。遠藤なら余裕でできます。
遠藤からのボールを受けた米倉ですが、そのままパトリックにセンタリングを上げても中はまだブロックができていますので、普通にクロスを上げてもクリアされます。ですので、さらにファーサイドに大きくクロスを上げて、パトリックが折り返します。すると・・・あれこの光景どっかで見ませんでしたか?
そうです!これです!!
左右逆ですが、横浜戦の得点シーンによく似たチャンスが作れました。一旦、こういうボールを蹴られるとDFはボランチまでプレスを掛けなければなりません。だって、好き勝手にロングボールを蹴られたら敵わないから。つまりDFは前にプレスをかけに来るわけで、そうなると中にスペースが少しずつ出来てきて、ブロックが少しずつ崩れてきます。そうなれば、今度は短いパスでつないでDFの間をかいくぐれば良いわけです。
とまあ、口で言うのは簡単なのですが、実際にはそんなに簡単にうまく行きませんよね。
次回は実際の得点シーンに照らし合わせてさらに説明します。
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