MBSのハッカソンHack On Airに参加してきたのでちょっといろいろまとめてみました。何を隠そう私は本格的なハッカソンに参加したのはこれが初めてです。
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どんなハッカソン?
関西の放送局、毎日放送(MBS)が主催となって開催されるハッカソンで、去年に続き第2回目となる関西最大級のハッカソンです。今年のテーマは「毎日放送のテレビ・ラジオ番組をもっと良くするためのITサービスの開発」でアイデアソンは10月17日(土)にハッカソンは10月31日(土)と11月1日(日)に開催されました(プレゼンは11月1日に開催)。このハッカソンにチームInfinity Luckのメンバーとして参加してきました。
作ったもの
私達のチームはテーマに報道のvoiceをテーマにスマホに向かって視聴者が話した生の声をあのpepperが喋って届けるというものを発案し、なんと見事1次選考であるアイデアソンを通過しました!
ハッカソン当日までの道のり
アイデアソンからハッカソン当日まで2週間ありましたが、チームはアイデアソン翌日から早速開発に着手しました。チームのメンバーは私が大阪に住んでいる以外は九州が2名、東京が2名、福島が1名でロケーションが離れているので、LINEとSkypeを駆使して打ち合わせをしました。私はスマホアプリを担当したので、monacaを使ってプログラミングをしていきます。日々の仕事を早々に終わらせて、9時まで会社でプログラミングを行い、一旦帰宅し、その後晩ごはんを速攻で食べ、深夜の2時までプログラミングをするという生活を2週間続けました。詳細な状況は以下のとおりです。
- 3日目:睡眠不足と疲労で顔に吹き出物が出始める。一方、九州にあるpepperの大阪への搬送手続きが完了する
- 週末:家族旅行にパソコンを持って行ったら家族から白い目で見られる。まさかアイデアソンを通過するとは思ってなかっただもん
- 9日目:慢性的な疲労と睡眠不足で下痢になる。一方で結合テストが開始される
- ハッカソン当日:朝からプレゼン開始まで「えづく」
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pepperさんが話さずプレゼン不発
ハッカソンの結果ですがpepperさんが視聴者の声を話してくれず、散々な結果でした。原因ですが音声データをpepperに送信して視聴者の声を話すのですが、その音声データがwifiの瞬断で破損していました。プレゼンのタイミングで瞬断が発生したのは不運としか言いようが無いのですが、何が起こってもpepperはしゃべる手立てを用意しておくべきでした。その時間は十分にあったのだから。要するに完成度が低かったわけです。
最高の環境でハッカソンができるぞ
私達のハッカソンは散々な結果でしたが、毎日放送さんが用意してくれた環境は最高でした。どれくらい最高かというと
- ハッカソンを行うためのスタジオが用意されていて、(恐らく)ちちんぷいぷいのセットが組まれていた。もしかするとちちんぷいぷいの収録をしているスタジオでハッカソンをしたのかも
- 食事付き(昼は焼き肉たむらのおべんとう、夜はなんかすごく高そうな大御所専用のロケ弁)
- 飲みものとお菓子も食べ放題
- プレゼンの場所はハッカソンとは別のスタジオでものすごいセットが組まれている
これらについてはチーム宇都宮地の宇都宮正宗さんが詳しく紹介されていらっしゃるのでそちらをご覧ください(以下一部抜粋)。
- ホスピタリティすごい
参加費無料なのにアイデアソンから弁当が出る。すごい。それだけじゃない。
ハッカソン本戦では、MBSが誇る新社屋のスタジオをまるまる使って開発に打ち込める。
開発中、イカとかラーメンとかバナナとかチョコとか食い放題。食い放題でテレビスタジオで開発に打ち込める。夢すぎて死ぬ。
テレビという身近で遠い存在に少し近づいた
テレビ局の人たちってどうなんかな?と思っていましたが、それぞれの立場と役割でプロフェッショナルだなと思いましたし、成功させてやる、モノにしてやるという気概を言葉に現れなくても、ひとつひとつの行動や私達参加者への接し方で伝わってきました。テレビという身近で遠い存在が少し近くになったと思っています。だから、アイデアソンでダメだったとしてもどこかのチームに混ぜてもらって、ハッカソンには参加したほうが絶対にいいです。
最優秀賞取るまでは参加し続けます
ハッカソンが散々で恥もかいたので、結果を知った直後は「もういいかな」と思っていたのですが、時間が立つに連れて「やっぱり参加したい」と思うようになり、なにより自分が成長できる、自分が足りていないところと通用するところがわかるいい機会なので、最優秀賞とるまでは参加させてもらおうと思います。なので、来年もどうぞよろしくお願いします。
追伸
これを機に社内でハッカソンを企画して始めることにしました。
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