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ガンバ大阪の10番二川が東京ヴェルディに期限付き移籍することの意味

ああ、やっぱりか。二川移籍(正確には2017年1月31日までの期限付き移籍)。ただ、シーズンオフだと思っていたので、予想より半年ほど早かったのだが。



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チームが勝手に決めた訳ではない

Jリーグの移籍はプロ野球の移籍と違って、選手にも決定権がある。移籍元、移籍先、選手の三者の合意のもと契約をするとJリーグが制度を決めているからである。極論を言えば、選手が望まない移籍は理論的には存在しない。

一方で、現実問題として今のままではトップチームが求めているプレーができないと判断された訳である。ガンバを含めてJ1では現在の二川では必要とされていない。必要されているのであれば他のJ1のチームからオファーが来るわけで、それがなかったからJ2のチームにレンタル移籍をするのである。まず、ここをサポーターは理解しなければならない。

二川の今シーズンの成績は17試合中9試合に出場し、うち先発は7試合で1ゴールのみにとどまっている。J1の試合には出場しておらず、全てJ3の成績である。J3で活躍できない選手がJ1で活躍できるわけがないと考えるのが一般的ではないだろうか。成績が物語っていると思う。恐らく二川ならJ3の試合には出場し続けることができると思う。その場合オーバエイジ枠を1つ使って、若手の出場機会を奪うことになる。これが果たしてガンバ大阪にとってプラスになるだろうか?



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プロの世界で生きることの意味

彼らはプロの世界で生きている。それは時にはサポーターの想いとは別の方向に向かうことがあり、それくらい厳しい世界で彼は生きていると言うことである。だからこそ、二川の決断をサポーターは見守るべきで、私達サポータは残念ながらそれしかできない。監督やチームの批判はお門違いである。なぜなら彼が彼自身の意思で決断したから。批判するのは彼の決断をも否定することにつながる。

ガンバ一筋でやってきたので、外の空気を感じるのもいいと思う。ロッカールームや練習場、スタジアムの雰囲気全てが違うので、それを経験するだけでも何かを得られると思う。いや、些細なことでも自分の糧にして成長しなければならない。

輝きを放ち続ける遠藤と輝きを失った二川。2人を分けたのは何だったのだろうか。半年後、ガンバに戻ってきてJ1のピッチに立っていることを切に願う。

このままじゃ終われへんよな!二川!!



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