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Jリーグ2ndステージ第4節ガンバ大阪の福岡戦を振り返りました

フラストレーションのたまる試合だった。シュートを打ちまくって1つも入らないというのはサッカーではよくある話だが…。このゲームで気になった2点をまとめる。

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ゴール前で落ち着けない阿部

どうしてもペナルティエリア内で落ち着けないというか、視野が狭くなってしまう。前半の阿部のどフリーのシュートがそれを物語っている。一本目は落ち着いて狙い済ましたシュートだったにも関わらず、そのどフリーのリバウンドを枠外に大きく外してしまった。

冷静に考えれば、外に逃げていくボールを追いかけながら外側の左足で打てば、左に逸れていくのは火を見るよりも明らかである。どフリーなのだから一旦左足で止めて右足に持ち替えてシュートする時間はあっただろうし、ドリブルで突っかけるふりをして遠藤にパスを出しても良かった。

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遠藤もパスを要求していたので視野の狭さが悔やまれる。そういう意味では後半にペナルティエリア内でアデミウソンにパスを出し遠藤は、やはりと言うかさすがである。
結局のところ、ゴール前で落ち着いてシュートができる選手は宇佐美だったと言うことかも知れない。



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中途半端なパトリックの交代

アデミウソン、藤本を入れたのはより攻撃を厚くするという意図が感じられた。納得のいく交代である。一方で84分のパトリックの交代はよくわからない。
アディショナルタイムを入れても10分あるか無いかの時間帯で、仕事をしろと投入される長沢が気の毒である。最低でも15分必要では無いか?もっと早くに交代させるか、パトリックと心中するかだったと思う。あの時間に投入するなら倉田と長沢を代えても良かったかも知れない(それはいくら何でも無茶か…)。何れにしても中途半端な交代であり時すでに遅しの感じは否めない。

評価できる2試合連続無失点

ポストに2回助けられたとは言えこの試合も無失点だったことは評価できる。これで2試合連続無失点である。前節では岩下が出場できなかったし、この試合でも途中交代したので、この堅守ぶりは良い兆候である。ただ、井手口がオリンピックでいなくなるのでこれがどう影響するか気になる点である。それだけに1点も取れなかったのは残念で仕方ない。

これはシーズン開始から思っていたことだが、王者の風格というか(王者ではないけれど)どっしり構えて相手を威圧する雰囲気がないような気がする。ゴールができない、焦ってしまうのはそういうところもあるのではないか。また、宇佐美が抜けてどこか気負いみたいなものもあるかも知れない。
今月は柏、広島と難敵との対戦が続くので堅守を保ちつつゴールを上げてもらいたいものである。



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