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知ってる?2017年から大きく変わるJリーグの分配金とは??

Jリーグはスポーツ専門のインターネット配信サービスを提供している「DAZN」を運営している、「パフォームグループ」と放映権契約を結びました。
その内容は10年契約で2100億円!(1年で210億円)と言われています。

大口契約を締結したことにより、各クラブへの分配金と賞金が増額されます。
じゃあ、どれくらい増額されるのか?気になりましたので、調べました!



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賞金はリーグ順位3位まで

まずは賞金です。ここでいう賞金とはルヴァンカップと天皇杯のカップ戦(トーナメント戦)は除いた、リーグ戦での賞金のことです。

2017年シーズンは今までの2シーズン制から1シーズン制に変わったので一概に比較は出来ませんが、変更前と変更後の賞金は以下のようになります。

まずは変更前の賞金とチャンピオンシップに進んだ鹿島、浦和、川崎の獲得賞金です。

【賞金の内容】

  • チャンピオンシップ優勝:1億円
  • チャンピオンシップ1回戦勝利:1500万円
  • チャンピオンシップ準決勝勝利:1500万円
  • 年間勝点1位:8000万円
  • 年間勝点2位:3000万円
  • 年間勝点3位:2000万円
  • 各ステージ優勝:5000万円

【獲得賞金】

  • 鹿島:1億8500万円
    1億円(チャンピオンシップ優勝)+1500万円(チャンピオンシップ準決勝勝利)+2000万円(年間勝点3位)+5000万円(1stステージ優勝)
  • 浦和:1億3000万円
    5000万円(2ndステージ優勝)+8000万円(年間勝点1位)
  • 川崎:3000万円(年間勝点2位)

なんか、川崎がめっちゃ少なくてちょっと気の毒ですね。

次に2017年シーズンの賞金です。
優勝:3億円
2位:1億2000万円
3位:6000万円

1シーズン制になったので賞金もわかりやすいですね。
特筆すべき点は、優勝賞金がかなりの増額になったことです。これは優勝目指してがんばらなければなりません。



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分配金は均等分配金と強化分配金がある

次にJリーグから各クラブに支給される分配金についてです。

分配金は各クラブに均等に分配される「均等分配金」と2017年から新設された「強化分配金」の2種類があります。
まずは均等分配金についてですが、下記の表にまとめました。

変更前 変更後
J1 1億8000万円 3億5000万円
J2 1億 1億5000万円
J3 1500万円 3000万円

J1がほぼ倍額になっています。また、金額は少ないですがJ3も倍額の分配金となりました。これはU-23のチームを登録しているJ1のチームにとっては大きいです。

新設された強化分配金が超重要

次に新設されたもう1つの分配金である「強化分配金」についてです。

この強化分配金というのは、前年度以前の上位4チームに対して順位に応じた分配金を支給するという制度です。
めちゃくちゃ簡単に言うと、強いチームを「より強くて魅力のある」チームにするための分配金です。分配金というよりはこれも一種の賞金に近いです。

強化分配金の支給額は以下のとおりです。

  • 1位:約15億円
  • 2位:約7億円
  • 3位:約3億5000万円
  • 4位:約1億8000万円

かなりの高額ととなっていますが、注意しなければならないのは上記が1年で支給されるわけではなく、3年に分割して支給されます。
従って、1位の15億円なら5億円を3年に渡って支給されます。とは言え、リーグ賞金を超える分配金が支給されるのはかなり夢のある話です。

問題はどのように分配金を使うか?

問題は支給された分配金をクラブはどのように使うか?

一番はチームの強化。でも強化と言ってもいろいろ考えられます。

ユースなどの下部組織の育成やコーチやスカウトと言ったスタッフの強化もありますし、
わかりやすいのは有名な選手を移籍させる方法もあります。
ただ、お金を積めば世界的に有名で有能な選手が来てくれるかというと、Jリーグの知名度やレベルから言って難しいのが現状です。

じゃあどのように分配金を使えばいいかというと、私は選手の年俸アップに使って欲しいです。いわゆるビックネームが呼べない現状を考えると、
まずは、日本人選手の年俸を見直して、活躍した選手やチームに長く貢献している選手の年俸をアップして欲しい。

年俸をアップすることによって選手のモチベーションを上げることができれば、Jリーグの活性化にもつながります。
その上で比較的安価で有能な外国人選手を獲得することができれば、チームは安定しよりたくさんの分配金や賞金を獲得できる好循環を生むことができます。

確かに、強いチームがより強くなり、そうでないチームはなかなか上位に上がることが出来ない「格差」を生むことが懸念されますが、
近年、ACLでJリーグのチームが勝つことができない現状を考えれば、現状を打破することができる制度だと考えています。

そのためにも私たちガンバサポーターはスタジアムに行って、ガンバを応援し勝たせること。
これをやっていきましょう!

このブログがあなたのお役に立てれば幸いです。
以上で「Jリーグの分配金」の説明を終わります。



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