前節の清水エスパルス戦は引き分け、ACLで済州戦に0-2で完敗したので、ACLは予選敗退。
イマイチ波に乗り切れないガンバ大阪ですが、仕切り直しとなるアウェイコンサドーレ札幌戦のポイントをまとめました!
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要注意人物は都倉選手と金園選手の2トップ
5年ぶりのJ1になるコンサドーレ札幌は現在15位。今年の目標はJ1残留。そんなチームにガンバは負けるわけにはいきません。
そんなコンサドーレ札幌の動画は↓こちらです(前節の大宮戦のダイジェスト)。
コンサドーレ札幌の要注意人物は都倉選手と金園選手のツートップの2人。
ふたりとも身長が180cmを超える比較的大型のFWで、その身長を活かして頭で「ズドン」といきます。
特筆すべきは都倉選手で、11得点のうち5得点を取っています。
クロスからのヘディングがゴールをする1つのおパターンですが、だからと言って足元のプレーが苦手かと言えばそうではありません。
上の動画の2:44あたりをご覧ください。
右足で切り返しざまに左足でのシュート!
ゴールにはなりませんでしたが、このように足元のテクニックもあります。
さらに都倉選手はゴールだけではなく、上背を活かしたポストプレーもできるので味方の攻撃の起点にもなります。
ガンバの長沢選手のように中盤まで戻ってボールをもらいにいくことはしませんが、ペナルティエリア付近で構えて来たボールをきっちり抑える、
あるいはシュートまで持っていく、言わば典型的なストライカータイプの選手です。
この都倉選手は特に注意が必要。
ていうか・・・ガンバに来て欲しい!
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クロスやフリーキックの精度が高い
コンサドーレ札幌は組織的なサッカーをベースとしています。
守備のときは人数をかけて守備ブロックを作ってガッチリ守り、攻撃に転じるときは手数をかけず一気に攻め上がり、フィニッシュまで持ち込む堅守速攻のサッカーです。
特筆すべき点はサイドからのクロスを中心とした攻撃。
第10節までの全11ゴールの内3得点がクロスから、直接ゴールを除くセットプレーからのゴールも3ゴール。
フリーキックも含めたクロスからのゴールが半分以上を占めています。
また、クロス以外の30m以上のパスからと直接フリーキックからも1ゴールずつ上げています。
つまり、クロスやフリーキック、ロングボールの精度が高いチームです
(Football LABのコンサドーレ札幌のページ参照)
しかも、闇雲にクロスを放り込むのではなく、ツートップの都倉選手や金園選手をターゲットにしてクロスを上げます。
さらに、必ずしも攻め込んで深い位置でクロスを上げるのではなく、低い位置からのアーリークロスを上げたり、ポストプレーをして味方にボールをあずけゴールを狙うことも。
一方のセットプレーは福森選手が主にキッカーとなりますが、精度の高いキックを蹴ります。
セットプレーからの精度の高いキックで都倉選手や金園選手に合わせてゴールを決める。
または、競り勝って味方に渡してゴールを上げる。これがコンサドーレ札幌の得意な得点パターンです。
従って、ツートップの2人をいかにおさえこむかが試合のカギとなります。
とにかくサイドを制圧すること
一方のガンバですが、Jリーグ第10節の清水エスパルスに引き分け、ACLの済州戦では0-2で完敗。
また、連続ゴールを上げていた堂安選手と初瀬選手がU-20のワールドカップメンバーに招集されたので、選手層が薄い状態。
この難局をどうやって乗り切るかで今後1ヶ月の展開が決まります。
コンサドーレ札幌は前述の通りサイド攻撃が得意なチームなので、サイド攻撃を封じ込めるには3バックの3-5-2にしたいところ。
しかし今野選手がいないということと、3バックの一角を担うジョンヤ選手と丹羽選手の調子がいまいち。
ガッチリ守ってカウンターを仕掛けられると中盤の底が遠藤選手だけになるため、カウンターを防ぎきれない可能性がある。
従って長谷川監督は4-4-2を選択すると考えます。
メンバーは三浦・ファビオ選手でCBコンビを組み、左サイドバックに藤春選手、右にオ・ジェソク選手。
中盤は遠藤選手と井手口選手がボランチ、2列目に倉田選手と藤本選手もしくは泉澤選手のどちらかでしょう。
トップはアデミウソン選手と長沢選手。このようなスタメンになると予想。
いかにコンサドーレ札幌のサイドを潰すか、あるいはこっちからサイド攻撃をガンガンしかけてコンサドーレ札幌のサイドを釘付けにするか。
どれだけガンバがサイドを中心に攻撃で押し込めるかが試合のポイントになります。
都倉選手と金園選手のツートップは怖い存在ですが、サイドでコンサドーレ札幌を窒息させてトップへのボールの供給を断ってやればガンバの勝利は確定します。
ACLの敗退が決まったあとの最初の試合です。
ここから仕切り直しで国内3冠のスタートを切りましょう!
このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。
以上でガンバ大阪のコンサドーレ札幌戦についての記事を終わります。
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