ガンバ大阪は長谷川監督との契約更新を行わないことを決定しました!従って長谷川監督は今期で退任することになります。
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シーズン途中の公式発表は異例
公式発表すらなかったものの、長谷川監督との契約更新は既定路線だったと思っていただけに驚きました。
マスコミも長谷川監督続投で記事を書いていました。
ガンバ大阪が今季で契約が切れる長谷川健太監督(51)に続投を要請したことが20日、分かった。
クラブ幹部は「ガンバの成長とタイトルを考えてくれる監督は長谷川監督しかいない」と明言。就任5年目の指揮官に厚い信頼を寄せ、8月中という異例の早さで誠意を伝えることにした。今季は育て上げたMF堂安がシーズン途中で海外移籍し、負傷者も相次ぎ苦戦。前日19日柏戦に敗れ8位と優勝は厳しくなっているが、同クラブ幹部はこの日「今、少し負けているからといって、彼よりいい監督はいない」と手腕を高く評価した。今後は単年、複数年契約など長谷川監督の希望も聞きながら、具体的な交渉に入っていく模様だ。
(出典:日刊スポーツ)
例年、ガンバは選手やコーチの契約終了や契約更改の発表はシーズン終了後に行っていました。
しかし、今回はシーズン途中で、何一つタイトルが決まっていない時期の発表です。
これは異例中の異例で、私の記憶では藤ヶ谷選手が磐田に移籍したときの発表ぐらいしか思い浮かびません。
シーズン途中での発表の意味するところ
シーズン途中での退任の発表が意味するのは3つあると思いました。
1つ目は後任監督との契約交渉を有利に進めること。
「長谷川監督とは契約更新しない」と早い段階で発表をすれば、有利に契約交渉に臨むことができます。
それはポストが空いていることをアナウンスすることで「長谷川監督と契約するかも」という疑念を払拭できるから。
また「本当に監督を探してる」というアピールになるからです。
2つ目は選手たちのモチベーションを上げるため。
監督が今季限りで退任するとなれば、「有終の美を飾る」という心理が働くのでうまく行けば選手のモチベーションを上げる効果があります。
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日本代表監督に内定したのでは?
3つ目ですが、これはちょっと論理が飛躍し過ぎかもしれませんが、この時期に発表せざるを得ない理由ができたんだと考えました。
それは日本代表監督に内定したから。
ご存知の通り現在の日本代表監督はハリルホジッチ監督です。
ハリルホジッチ監督はプライベートな理由で日本代表監督を退任する可能性があることを示唆しました。
以下は日本代表がロシアW杯出場を決めたオーストラリア戦後のハリル監督の記者会見でのコメント(一部抜粋)
そしてジャーナリストのみなさん、もしかしたら全員に対してではないかもしれません。中には私に早く出て行ってほしいと思っているひとがいるかもしれません。私は残るかもしれませんし、残らないかもしれません。
・・・中略・・・
個人的には、実は私は、プライベートで大きな問題がありました。みなさん、ご存じないかもしれませんが、私はその問題があることで、この試合を前に、帰ろうかなと思っているくらい、大きな問題です。ただ、それはサッカーと関係ないことです。
・・・中略・・・
そして、みなさんたくさんのことをお聞きになりたいと思いますが、先ほど言ったプライベートの問題があるので、今現在、この時点で皆さんの質問に答えきれないことを申し訳なく思います。そして書くべき選手がたくさんいますので、選手のことをたくさん書いてあげてください。そして、本日、みなさんに拍手で迎えてもらいましたが、これは二度と忘れることがないでしょう。たくさんのことが消えるかもしれませんが、これは忘れられません。そして本日、私の発言が議論の下になってはいけないと思います。すみません。ありがとうございました
なにか歯切れの悪い「辞めるかもよ」という内容のコメントです。
ハリル監督と長谷川監督のサッカーにはいくつかの共通点があります。
ハリルジャパンのフォーメーションは4-3-3でガンバは4-4-2もしくは3-5-2。
このフォーメーションに共通しているのはインサイドハーフを置くということ。
また、戦術的にも「インサイドハーフ+アンカー」で中盤を制してショートカウンターで一気に攻めるのが、戦術の1つになっています。
なので、ハリルジャパンとガンバの戦術はよく似ています。
今、「空き」のある監督はサンフレッチェ広島の森保元監督や浦和レッズのペトロビッチ元監督がいますが、
ふたりともハリルジャパンとは違う戦術を取っていました。
もし、万が一ですが、ハリル監督が退任することが決まっており、そこで次の監督を探しているのであれば、前述の通りサッカーのスタイルが似ているのでやはり長谷川監督が適任。
長谷川監督は今シーズン終了まで指揮をとりますが、スムーズに監督交代を行うのであればあらかじめ発表しておくのが得策。
そのシナリオはこうです。
ガンバより長谷川監督退任発表し(今ココ)、その後日本サッカー協会よりハリル監督退任と長谷川監督就任発表をする。
ただし、長谷川監督は今シーズン終了までガンバの指揮をとるので10月のキリンチャレンジカップは、日本サッカー協会の西野朗技術委員長が監督を代理。
年明けから正式に長谷川ジャパンが始動する。どうでしょうか??
例年にないシーズン途中での発表なので何か裏があると勘ぐってしまいます。
当然、勝手な想像なので、皆さんの話のネタにどうぞ。
現在、決定していることは「今季で長谷川監督が退任する」ということ。
なので、長谷川体制の集大成としてタイトルを取れるだけ取って、有終の美を飾ろうではありませんか!
そのために我々の応援でガンバを勝たせること!「俺らがガンバを勝たせるんや!!」という強い心を持って応援しましょう!!!
これで長谷川監督退任のブログを終わりにします。
このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。
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