今年のガンバ大阪が不調です。例年ガンバ大阪はスロースターターなので、春先は勝てないのですが今年はいつにも増して勝ててません。特に得点力不足は深刻でリーグとACL合わせてセットプレー以外の得点が3点とかなりキケンな状態です(下表参照)。
対戦相手 | 結果 | 得点 |
---|---|---|
鹿島 | 0-1(負け) | 無し |
甲府 | 1-0(勝ち) | 1点 |
大宮 | 2-1(勝ち) | 1点・セットプレー1点 |
神戸 | 0-2(負け) | 無し |
横浜 | 1-2(負け) | 1点 |
メルボルン | 1-1(引き分け) | 1点 |
水原 | 0-0(引き分け) | なし |
上海 | 1-2(負け) | セットプレー1点 |
上海 | 0-2(負け) | なし |
ですので、なぜ、得点が取れないのか?を3回に分けて探って見ようと思います(私はサッカー経験者ですが、プロではありませんのでその点ご了承ください)。今回は原因編です。
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原因はズバリサイドチェンジとダイアゴナルの動きがないから
得点が取れない原因ですが、ズバリサイドチェンジとダイアゴナルの動きが無いからです。今年のガンバ大阪はサイド攻撃、特に宇佐美のいる左サイドを中心に短いパスをつないで攻撃しています。それで相手のDFを崩すことができれば良いのですが、相手が既にブロックを作ってしまい、崩すことができない場合に問題があります。左サイドで攻撃に詰まってしまった場合、一旦、ボランチの二人かガンバのDFラインまでボールを下げますが、そこから短いパスをつないで右サイドにパスをします。ただ、短いパスをつないでのサイドチェンジなので、相手DFもブロックを崩すことなく対応することができます。
結局、右サイドでも攻撃に詰まってしまい、八方塞がりの状態になってしまいます。また、この状態からクロスを上げたとしても中のブロックは崩せていませんので、いくらパトリックとはいえどもヘッドで得点するのは難しいでしょう。じゃあどうすればいいか?前述のサイドチェンジとダイアゴナルの動きを使って次回説明します。
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