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なぜ今年のガンバ大阪は得点が取れないのか、得点シーンで説明します

前回前々回でガンバ大阪が得点できない理由を説明しましたが、今回は実際の得点シーンを使って更に詳しく説明します(私はサッカー経験者ですが、プロではありませんのでその点ご了承ください)。



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横浜戦は宇佐美のロングボールがポイント

まずは横浜戦の先制点のシーンですがこれは前回でも説明しました。ポイントは宇佐美のロングボールです。

https://youtu.be/jwFhRxfDOvQ?t=34s

以降相手DFの視点で説明します。DFは宇佐美の右斜め前から来るサイドチェンジ気味のロングボールに対して下がりながら対応しなければなりませんでした。一方で、パトリックも宇佐美のロングボールに反応していますが、同時にDFの背後に入りました。DFは右斜め前から来るロングボールとパトリックに対応しなければなりませんが、同時にボールとパトリックを見ることが出来着なかったからです。従って対応が後手に回っています。恐らくこの時点でDFはパトリックを見失っていると思います。結果、身体能力に勝るパトリックに先に飛ばれヘディングで折り返されてしまいます。ロングボールがDFの裏を取る形になったので、DFのブロックは形成されていません。と言うか、ブロックどころかマークにすらつけておらず、アデミウソンがボールを蹴りこむだけとなってしまいました。ちなみに、パトリックからの折り返しのボールですが、ふわりとした滞空時間の長いボールなのでボレーするには難しいのですが、それをきっちり決めるアデミウソンはさすがです。これはDFの裏にサイドチェンジ気味のボールを斜めに蹴りこんだ時点で勝ちです。



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大宮戦は藤春と長沢の動きがポイント

次は大宮戦ですが、パスを出した遠藤も流石なのですが、これは藤春と長沢の斜めの動きが効いています。

https://youtu.be/Un54IWW1m7o?t=2m9s

遠藤にボールが渡りますが、藤春は遠藤を追い越し、DFを挟んで遠藤とは反対側を走りぬけます。サイド側のDFは藤春と遠藤からのパスに対応しようとしますが、いかんせんボールと藤春が正反対の方にあるので対応ができず、藤春に付いた一瞬ボールから目を離してしまいます。そのスキを突いて遠藤がDFの間にスルーパスを通します。結果的にDFの裏のスペースに斜めに走りこまれた藤春にパスが渡ってしまいました。更に長沢が斜めにスプリントしたせいでマークを引き連れた形になり、その結果、阿部がフリーになりゴールに入れるだけとなってしまいました。長沢が真横や縦に走っていれば、阿部はフリーにならなかったと思います。それにしても、ドンピシャのタイミングでスルーパスを出せる遠藤は凄いの一言です。
さて、3回に渡って今季のガンバの得点力不足を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?言うのは簡単なのですが、実際にその通りにプレーするのはまた違うと思います。また、恐らく選手は誰もが気づいていることだと思います。でも出来ないのは中でやるのと外で見るのは違うということでしょうね。アイキャッチの画像のようなシーンをたくさん見れるように良くなっていくことを期待しましょう!

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